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世界の鯉料理



クリスマスには鯉料理?!
料理写真その1
鯉のゼリー寄せ
(鯉のスープをゼリー状に固め、中には半生状態の鯉)
  キリスト教徒でもない私のような日本人が、クリスマス料理として真っ先に思い浮かべるのは、七面鳥やチキンですが、何と東欧のポーランド・チェコ・スロバキアなどでは、クリスマス・イヴのメイン料理が「鯉」であることをご存知でしたか?普段は、めったに街中で魚を見かけることの無いこれらの国々でも、クリスマス・イヴが近づくと市場や街角の露店に活きた「鯉」が並ぶのが、毎年恒例の光景です。
国民の大多数が敬虔なカトリック教徒であるこれらの国では、クリスマス・イヴには一日中肉類を口にせずに過ごすようにしています。教会へミサに行き、その後の待ちに待った夕食には、「鯉」を中心とした料理が並びます。
料理写真その2
中央がメインの鯉のフライ
  鯉のゼリー寄せ、鯉のフライ、鯉のギリシャ風サラダ等々、鯉料理は誰もが大好きな、でも年に一回しか味わうことの出来ないおいしいごちそうであり、そしてこれらの国の人々にとって「鯉料理」は、大変馴染みの深いおふくろの味なのです。
  日本に居住されているポーランドの方にお伺いしたところでは、他にも鯉のグリル焼き・鯉のから揚げ・鯉のスープといたメニューがあるそうです。特に鯉のスープは特筆に価するおいしさで、日本人の味覚にも合うでしょうとのお話しでした。
  また、海のないチェコでは、一部のレストランでは常に鯉や鱒の料理を提供しており、鯉のビール煮などは川魚臭さがすっかり抜けたおいしい料理と言われ、人気を博しているそうです。
残念ながらクリスマスには間に合いませんが、現在これらのレシピを収集中ですので、できる限り近い内に、是非とも皆様にご提供させて頂きたく考えております。

韓国の鯉料理
 中国漢方の影響と思われますが、韓国でも鯉は滋味栄養に富んだ貴重な魚とされています。
  その中に、特に女性の為の料理として、鯉のおじや(正式名称は現在調査中)があるそうです。
  これは、活きた鯉を、水をはった土鍋に入れて火にかけ、スープが出たところでその中に米や豆を入れて、三日三晩ほどことこと煮込むのだそうです。最後は火を止め、鯉の身と骨をほぐして米や豆と混ぜていただくそうですが、これなどは中国漢方の処方にある「鯉魚湯(リギョトウ)」と全く同じ考え方で、理にかなったものと言えます。
  但し、これを食することができるのは女性のみで、ここでも鯉が女性にとって必要な栄養素(アミノ酸・不飽和脂肪酸等)に富んだ魚であることが証明されているように思えます。
  ちなみに韓国では、中国漢方の流れをくむ韓方医療が国家的に法整備と体系化がなされており、国家試験はもちろん総合病院や専門医院も数多く存在して、広く認められ利用されています。

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